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2025.01.15

おせち料理と上手に付き合う おせち対策

おせち料理と上手に付き合う おせち対策

皆様、こんにちは!
前回はおせちの豆知識についてご紹介しました。料理一つ一つに意味があり、今年の年末は何を詰めようか迷ってしまいますよね。
しかし、そんな美味しい楽しいおせちですが非常に砂糖を多く使用するレシピのため、油断するとポッコリお腹へまっしぐら…!
今回はそんなおせちの食べ方対策や、おすすめのデトックス方法をご紹介します。

おせちは、何故甘い?

栗きんとん

おせちには砂糖が非常に多く使用されていますが、主な理由は2つ。
1つは、日持ちをさせるためです。砂糖には防腐作用があり、砂糖を多く使用することで、料理を長く保つことができます。なお、砂糖はこの性質から、雑菌が繁殖しずらく品質を長期に渡り保つことができるため、消費期限が設定されていません。
2つ目は、砂糖がかつては貴重品であったことがあげられます。神様へ備える縁起物のため、新年を祝う祝いの席であるために、貴重品である砂糖を多く使用したと考えられています。

おせちの上手な食べ方

箸と小皿

おせちには、様々な魚や野菜を使用しており、一見栄養満点のように見えますが、上記で説明した通り多くの砂糖や塩分が使われています。
例えば、栗きんとんを2.5個食べると、お茶碗一杯分の白米と同じカロリーになります。他のおせち料理も注意が必要で、何も気にせずに食べてしまうと正月太りしてしまいます。
おすすめの食べ方は

①たたきごぼうや紅白なますなどの「食物繊維」が取れるもの
②鯛やかまぼこなどの「たんぱく質
③黒豆や栗きんとんなどの、「糖分」や「炭水化物


の順で食べる事です。
まず、食物繊維が豊富な食材から食べることで、食後の血糖値の上昇を緩やかになる様にします(肥満対策)。そしてタンパク質は、糖質よりも消化に時間がかかるため、ゆっくりと食べることで満足感を得ることができます!
おせちに限らず、この食べ方を普段から心掛けることで、血糖値の上昇を抑えることができるのでおすすめです。

トリプルカッター グランプロ

食べ過ぎたらデトックスしよう!

ファスティング

気を付けているつもりでも、いつの間にか食べ過ぎてしまうのが年末年始のご馳走の魔力です。
しかし放置すると、腸内環境が荒れて肌荒れや口臭・体臭の悪化、体調の崩しやすさを招き、生活習慣病も心配になります。
食べ過ぎてしまった際はデトックスして、体の中を一旦リセットしましょう!

体のリセットにはファスティング!

ファスティングとは、腸内環境を整えるための食事制限方法であり、断食の一種とされています。
断食のルーツは宗教における修行の一環で、イスラム教の「ラマダン」が有名ですね。ラマダンは自分の欲を制し、信仰心を深めるための修行です。ラマダンでの断食は日の出から日没までとなっており、日が沈んだ後は翌朝まで飲食が解禁され、街は大勢の人でにぎわいます。
なお厳格な教えで知られるイスラム教ですが、このラマダンも乳幼児や重病人、高齢者、妊婦、授乳中、生理中の方は例外で参加しないようになっています。

ファスティングはラマダンの様に完全な断食ではなく、”一定時間”固形物の摂取を制限することで腸の働きをサポートします。体は消化にエネルギーを割く必要がないため、老廃物の排出や代謝・細胞の修復に専念でき、これがデトックスに繋がります。
また、ファスティング中は食物からのエネルギー供給が減るため、体に貯蔵されている脂肪や糖を代わりに使用し始め脂肪燃焼が活発になります。
※生理中の方、成長期の方、妊娠・出産直後の方、高齢の方は、ファスティングは避けてください。また、現在の健康状態が不安な方や、慢性疾患などがある方はかかりつけ医に相談するようにしてください。

ファスティングプランは、体と相談を!

16時間、24時間、継続的な断食など、様々なプランがあります。
最初の8時間は断食前に摂取した食事や体のエネルギーを消費しているため、空腹を感じることはあまりないです。8時間以降は強い空腹やストレスを感じることがあります。
運動習慣のある方や、長時間勤務の方は消費カロリーが多いため、自分の生活ペースに合わせて断食のプランを組むようにしましょう。

注意点は2つ

1つ目は、決して無理はしないこと。何事も継続が重要ですが、「辛い」「無理だ」と感じたらやめる勇気も必要です。ファスティングによって不必要にストレスを感じてしまっては、不調は改善しません。その場合はプランを見直し、あくまでも現在の自分自身で続けられる計画に切り替え、日を改めて挑戦してください。
2つ目は、水分補給はしっかりすること!体の約60%は水分です。デトックスも、細胞の修復も十分な水分が不可欠です。ファスティング中も意識して水分補給をするようにしましょう!


いかがでしたか?
ファスティングでは酵素ドリンクなどを飲みエネルギー補給を適宜行いますが、断食は文字通り完全に食を断ちます。そのため、ファスティングに比べると、断食の方がリバウンドが大きいです。
効果や注意点などは断食とほぼ一緒なので、断食を考えている方は、まずファスティングからスタートすることをおすすめします。
16時間や4日、1週間など様々なコースがある為、気になった方はスタッフにお声掛けください!次回もお楽しみに♪

ファスティングの基礎知識
ハーブザイムグランプロ