FUTURE
特集
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2024.09.25
皆さん、こんにちは!前回はクーラー病と自律神経の基礎知識について簡単にご紹介しました。今回は、乱れてしまった自律神経の整え方についてご紹介します。
前回お伝えした通り、“激しい運動”は自律神経の一つである交感神経(興奮を司る神経)を過剰に働かせてしまい、自律神経のサポートという面では不向きです。
自律神経のサポートでおすすめなのは、ウォーキングや水泳、サイクリングなどの有酸素運動です。有酸素運動は体を動かす際に酸素を利用することで、脂肪をもえやすくする働きもありシェイプアップにもおすすめ!更に
軽く身体を動かすことで血行が良くなり、筋力も付きます。また筋肉をつけることで筋肉による体温維持や血流促進作用も改善し、自律神経改善やサポートに最もおすすめの方法です。
ずっと座り続けていると血流が悪くなってしまうため一時間に一回は席を立ったり、歩いたり、屈伸して血流を良くしましょう。立てない時は、爪先と踵を交互に上げ下げをするだけでも血液のポンプの役割があるので試してみてください。
▲ストレッチポールは、足元において足のつま先の上下運動にもおすすめ!詳細はページをチェック♪
足首には皮膚の表面近くに大きな血管が通っており、足元が冷えやすい構造です。下半身のむくみや冷えだけでなく、冷えた血液を心臓に押し戻すことになるので、足元の冷えは全身に繋がってしまいます。普段から冷えを感じている方は、“足首”を意識してみてください。
なお足元だけでなく、夏場も腹巻などを併用することで腰痛や内臓の冷えを緩和することができるので、こちらもあわせて試してみてくださいね。
普段から体が冷えていたり、寝つきが悪い・頭痛を感じやすいなど不調を感じやすい方は、体を温めることを意識してみてください。体を温めることでリラックスを司る副交感神経が優位になり、体の緊張をほぐしてくれます。
また暑いからといってシャワーだけにせず、温めのお湯に浸かるようにしましょう。ゆっくり浸かることで体温低下防止や、水圧により血流も良くなったりします。水の中でマッサージをするとより効果的です!
自律神経は無意識下で働く神経の為、意識的に神経をコントロールすることはできません。
ですが、唯一「深呼吸(腹式呼吸)」は私たちが意識して自律神経の一つ副交感神経(リラックスを司る神経)の働きを促すことができる方法です。
方法は簡単。3~4秒ほど空気を吸って、8秒ほどかけてゆっくりお腹から空気を吐きます。これを複数回繰り返すことで、副交感神経が働き神経をリラックスできます。
眠りづらい時や妙にイライラしてしまう時は、是非深呼吸をして神経をリラックスしてみてください♪
暑い時期は食欲が低下してしまいますが、そんな時こそ意識して食べることが大切!冷たい食べ物は内臓の不調を招いてしまうので、少し汗ばむくらいの温かい物を食べるようにしましょう。
おすすめは“身体を温める”食べ物です。
例えば冬野菜や香味野菜は血行を促進したり、体を温めるための成分が豊富に含まれています。香味野菜は、みそ汁に生姜を入れたり、納豆にネギを追加したりなど、普段の料理に簡単にプラスするだけなのでおすすめです。
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【おすすめ食材】生姜、ねぎ、にら、ニンニク、玉ねぎ、かぼちゃ、唐辛子、胡椒など
ビタミンB群の中でも「ビタミンB12」は、神経を整える働きがあり肩こりや腰痛におすすめです。しかし、ビタミンB12だけ摂取するのはNG。何故なら、ビタミンB群は互いに作用しあって働く習性があるため、ビタミンB群の何か一つでも足りないと効果が発揮できないからです。ビタミンを摂取する際は、様々なビタミンが含まれる食材を選択するか、または様々な食材を一緒に摂取するように心がけてください!
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【おすすめ食材】レバー、貝類、魚類、アボカド、玄米、ナッツ類、野菜類など
如何でしたか?暑い日だからと冷たいジュースやスポードリンクなどは糖分が沢山入っている為、ビタミンB1を大量に消費してしまい不足気味になります。栄養をバランスよく摂り冷房に気を付けて、残暑を乗り切りましょう。次回もお楽しみに♪