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2024.08.14

暑くてダレるなんて、もったいない!夏バテ知らずになる①

暑くてダレるなんて、もったいない!夏バテ知らずになる①

皆さんこんにちは。今年は梅雨入りも遅く、梅雨の間も暑い日が続いていましたがこれから一番暑い月がやってきますね。そこでまだまだ怖いのが夏バテです。

前回は冷たい食べ物や飲み物が夏バテの原因や身体の中の毒素をため込む原因となることから、毒素を排出するデトックスについてお話ししました。今回はもう一つの夏バテについてお話しします。

是非最後まで読んで、夏バテ予防にお役立てください!

夏バテとは?

夏バテの女性

夏バテとは、夏の高い気温や湿度に体が対応できないことでおこる、あらゆる不調の総称です。例えば疲労感・食欲不振・倦怠感・吐き気・眩暈・頭痛などが該当します。これらの症状、何か思い出すことはありませんか?そう、夏バテ自律神経の乱れが大きく関わっているのです!

夏は外の気温は高いのに、室内に入ると今度は肌寒く感じるくらいエアコンがかかっている場所も多いです。また、熱帯夜により夜になっても気温はほとんど下がらず、寝苦しさから睡眠不足となり疲労回復が追いつきません。その他にも、発汗による水分やミネラル不足も体の不調に関係します。

では、こんな厄介な夏の自律神経の乱れ(夏バテ)を予防するにはどうしたらよいのでしょうか?

夏バテにならないようにするには?

室内外の温度差をカーディガンなどで調整

夏でもひざ掛けやカーディガンなどを用意しておき、暑さを調節するのが望ましいです。特にカーディガンはエアコンの冷えを緩和してくれるだけでなく、外では強い紫外線から肌を守ってくれるアイテムにもなります。

なお、外との気温差が5℃以上になった時に自律神経が乱れやすいと考えられています。

ただし、どんなにエアコンが苦手な方も夏場にエアコンを使用しないのはNG!無理に28℃設定にこだわるのも危険です。外の気温が高すぎるとエアコンの設定を28℃にしていても、エアコンの効きが悪く実際は28℃以上であることがあり熱中症の危険が高まります。

夏は“暑い”と感じたら、我慢せずエアコンを上手く使用することが命を守るために大切です。

適度な運動で血流を巡らせる

エアコンにあたって体が冷えると、どうしても血流が悪くなり更なる冷えを招きます。これは自律神経を乱す原因にもなるため、体の冷えやコリ・むくみを感じたら、ほぐしてあげるのがベストです。

例えば、ストレッチで筋肉を伸ばしてあげたり、マッサージボールなどで足裏を刺激してください。特に足裏~ふくらはぎは血液を心臓に送り返す際に大切な働きをする部位であり、筋肉をほぐすことで血流が流れやすくなり、冷えを改善できます。冷えを感じたら、是非足裏~ふくらはぎをマッサージやストレッチでほぐしましょう!

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冷たいものを摂取しすぎない

夏はついつい、冷たい飲み物や食べ物を多く摂取しがちですが、何事も過剰はNG!

冷たいものは体を中から冷やしてくれますが、これらは胃腸の不調を招きやすく、夏バテ特有の胃もたれや下痢、食欲不振の原因でもあります。また、冷えは自律神経を乱す最大の原因でもあります。夏でも意識して温かい物を摂取することで、胃腸機能と自律神経の両方を守る事ができます。

なお、水が最も体に吸収されやすい温度は常温の10℃前後といわれています。夏バテ&熱中症対策のために「水は10℃前後がベスト」を頭の片隅に入れておいてください。

運動をして汗腺機能を鍛える!

汗腺機能とは、汗をかくことで体温を調節する機能のことです。普段運動をしなかったり、あまり汗をかかない人はこの汗腺機能が弱まっている可能性があります。例えば、汗は本来サラサラで臭いません。しかし汗腺機能が低下していること身体のサイクルが働かず、質の悪いベトベトして臭いのある汗が出ます。ベトベト汗の方は要注意です! なお、この汗腺機能が低下していると体は体温調節が上手にできず、夏バテのリスクを高めます。普段から少し体を動かし汗腺機能を鍛える事でも、夏バテ予防の手助けになります。

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湯船につかる

毎日しっかり湯船につかり体を温めることで、体の芯から血流の改善を促せます。また体を温めることで汗をかき、汗腺機能のサポートにもつながります。更に、全身に血流が巡ることで自律神経を整えるともいわれています。

なお、体温が下がり始めるときに人は眠くなるため、就寝1時間前頃までにお風呂に入るのがおすすめです。

いかがでしたか?今回は日頃の習慣の見直しでできる夏バテ対策をご紹介しました。

汗をかくことが不快な方もいるかもしれませんが、汗をかかないことは体をベトベトさせたり、不快な臭いのもととなったり良いことがありません。お風呂にしっかり浸かり汗をかくことでも汗腺機能改善のサポートに繋がるので、是非実践してみてください!次回もお楽しみに♪