FUTURE
特集
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2024.06.01
ファスティングを健康的に正しく行うために、ファスティングの流れや基本ルールや、よくある質問をご紹介します。
ファスティングは大まかに3つの段階に分かれており、徐々に体を慣らしていくことが大切です。ここではそれぞれの段階について説明します。
[Step.2:ファスティング期]をスムーズに行うためには、この準備期で身体のウォーミングアップを行うことが大切です。
ウォーミングアップとは、胃腸を整え健康的な食生活を行う期間です。この期間を適当にしてしまうと、肝心のファスティング期に不調や不快感が起こってしまうことがあります。
食事は純和食を意識し、(NGフード)高たんぱく・高脂質の食事は避け、食べ過ぎないようにしましょう。
ご自身の体調やスケジュールにあったファスティングプランを行います。各プランの詳しい方法は「ファスティングの行い方〈朝ファス〉」「ファスティングの行い方〈1週間ファスティング〉」の各ブログ記事を参照してください。
復食期はファスティングで綺麗になった腸を、通常の食事に徐々に適応させていく期間です。
ファスティングの3ステップの中で最も重要な期間であり、この期間の過ごし方でファスティングの「成功」「失敗」が左右されます。
例えば、ファスティング後の腸は、デトックス効果によりとてもきれいになった状態…いわばスポンジのような状態です。この期間中に食べたいものを食べたいだけ食べると、すべて吸収してしまいます。
場合によっては、いきなり通常の食事をしてしまうと胃腸が対応しきれず、不調を招きます。いずれにせよ、ファスティングは失敗となってしまいます。
復食期では、「重湯」からスタートし、徐々にお粥や具無しの味噌汁、スムージーなど身体を慣らしてください。
→これ以降、通常の食事に戻してOKです!お疲れさまでした♪
※準備期・復食期の詳細は「準備食や回復食について」ブログ記事を参照してください。
ファスティングを行うと「気持ち悪くなった」「頭痛がひどくて続けられない」「怠さが酷くて疲れる」などの意見を聞いたことはありませんか?実はこれらの反応は「好転反応」と言い、ファスティングが身体の中で正しく行われている証拠なのです。
では、なぜこれらの反応が出てしまうのでしょうか?
身体のエネルギーは通常食事によって補われます。食事制限によりエネルギーが補給されないと、身体は蓄えられた脂肪を分解してエネルギーを補おうとします。この時、体内のPH(水素イオン濃度)が酸性に傾くため、「怠い」「頭痛がする」「眠い」など様々な症状が起こります。
なお、身体が徐々に慣れてくると好転反応による症状は落ち着いていき、最後には好転反応によるマイナスの症状は感じなくなります。
好転反応は、身体の正しい反応なので過剰に心配する必要はありません。ただし、あまりに気分の悪さが続いたり、さらに体調が悪くなった場合は迷わずアドバイザーに相談しましょう!何事も無理は禁物です。
ファスティングの前後は量を控えめにし、脂っこい肉料理など消化の悪いメニューは避けましょう。代替食は果物を使ったジュース、野菜のスムージーなど胃腸に負担をかけないメニューを心掛けてください。
白砂糖、動物性たんぱく質(肉類・卵など)、食品添加物、参加した油(スナック菓子など)などは、消化酵素を大量に使用します。そのため、準備食・復食では特に避けてください。
身体がスムーズに代謝を行うためには、水が欠かせません。
人が1日に排出する水分量は約2.5ℓと考えられています。食事以外でも、1日の中で約2ℓの水を10回以上に分けて細目に補給するのが望ましいとされています。もし2ℓの水分補給が難しい場合は、無理をせず出来る量から始めてください。
食べてすぐ寝る習慣は、消化不良の元です。体内リズムを整えるためにも、食事は出来るだけ20時までに行うようにしてください。
生の野菜や果物には「食物酵素」が含まれており、はじめに食べることで後から食べる食事の消化のサポートをしてくれます♪なお、食材に含まれる「食物酵素」は、火を通すと壊れてしまうので、できるだけ生の食材であることがポイントです!
アルコールに含まれる毒素「アセトアルデヒド」の分解には、大量の消化酵素を使用します。そのため、ファスティング中はアルコールの摂取は控えてください。
就寝時は「代謝と吸収の時間」です。就寝中に体温が上がると免疫や代謝アップにつながるため、入浴は半身浴や足湯などで体を温め就寝中の発汗を促してください。
睡眠中は新陳代謝が活発になり、代謝酵素が働きます。また翌日分の体内酵素を生産する時間でもあります。そのため、毎日の睡眠時間は7~8時間を確保することが望ましいです。
A.今回ご紹介するファスティング方法は、酵素ドリンクを使用し栄養をタップリ補給しながら実施いたします。そのため、完全な断食ではございません。期間中の通常食では高たんぱく・高脂質な食事は避けていただきますが、全く固形物を摂取しないわけでもありません。
行うファスティングのプランは、ご自身の体調やスケジュール、アドバイザーと相談して決めてください。
A.酵素栄養学では「人間本来の生活リズムからすると、朝は排泄の時間であり、朝からしっかり加熱食を摂るのは、多くの消化酵素を消費してしまい無駄遣いとなる」と考えられています。そのため食べるのなら消化酵素の負担にならない「酵素飲料」や「果物や野菜のスムージー」をおすすめしております。
A.まずは少し薄めた酵素ドリンクを飲んでみてください。どうしても耐えられなくなった時は、果物を一切れ食べるか、すりおろした野菜や果物を摂っても構いません。なお、ガムや飴は必要以上に胃酸が出てしまったり、人工甘味料が多すぎるためNGです。
A.水を摂取すると代謝酵素が働きやすくなるからと考えられているためです。1日2ℓが難しい場合は、1ℓから始め、徐々に量を増やしてください。
A.基本的に16~60歳前後までとされています。特に成長期は沢山の栄養が必要なため、ファスティングは行わないでください。
A.ファスティング中は胃腸を休ませ、体内をリセットすることを目的としています。そのため、薬を常用する期間はファスティングは行わないでください。
A.妊娠中や授乳期の方は、基本的にファスティングはNGです。生理中の方はNGではありませんが、ご自身の体調とアドバイザーと相談して見て決めてください。心配な場合はかかりつけ医と相談の上で行ってください。
A.肺、心臓、肝臓、腎臓、胃腸などに病気がある方、過去に脳卒中や心筋梗塞になったことがある方、体重が女性は35㎏以下・男性は40㎏以下の人は基本的にNGです。その他、体調に心配事がある方は、まずはかかりつけ医にご相談ください。
A.体調が悪いのに無理に続けようとすること、自己流のプランで行うことの2つです。何事も無理は禁物であり、自己流のプランは健康を大きく損なう危険性があります。
【ファスティング.5】ファスティングの行い方<1週間ファスティング>