FUTURE
特集
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2024.05.08
皆さん、こんにちは!春から夏にかけて、どんどん暖かくなってきましたね。
暖かくなると、じんわり汗をかく人もいるのではないでしょうか?
実は汗には鉄分が含まれており、汗をかくことで体外に鉄分が流れ出てしまっていることをご存知ですか?
夏はやたらとクラクラするから、熱中症だと思っていたら、鉄欠乏性貧血だったなんてことも…
汗ばむ季節こそ、貧血対策が必要なのです!
鉄分の不足は、身体の様々な不調を招くので、是非最後まで読んで鉄分不足を予防しましょう!
鉄分は、血液を生成するための栄養素の一つであり、全身に酸素を運ぶヘモグロビンの構成成分です。
細胞が働くためには酸素が必要不可欠です。そのため、鉄分不足により細胞に十分酸素が運ばれないと、眩暈や立ち眩みなど、いわゆる貧血が起こりやすくなります(鉄欠乏性貧血)。
他にも頭痛や顔色が悪い、息が切れる、疲れやすさ、集中力の低下、冷え性、眠くなるなどの症状もあります。
鉄分は、メラニンの分解に必要な栄養素です。不足するとシミが出来やすくなったり、あざができやすくなります。
病的に甘いものが欲しくなった場合は鉄分不足の可能性があるため、甘いものを食べるのではなく意識して鉄分を摂取するのがおすすめです。
また、過度なダイエットや朝食抜きなどの不規則な食生活をしていると鉄分が不足しやすいので、バランスの良い食事も心掛けてくださいね。
[美肌対策に欠かせない、ビタミンCも一緒に摂取を!]
鉄分とともに肌対策に欠かせない栄養素であるビタミンC。実はビタミンCは、野菜などに含まれる『非ヘム鉄』の吸収率をサポートしてくれる働きがあります!
鉄分摂取の際は、ビタミンCも是非意識してくださいね♪
貧血には、隠れ貧血(潜在的鉄欠乏症貧血)というものがあります。
体内には、タンパク質の一種フェリチンと結合した鉄分が『貯蔵鉄』としてストックされており、鉄分が不足した場合は貯蔵鉄が使用されます。この貯蔵鉄が少なくなった状態が隠れ貧血(潜在的鉄欠乏症貧血)です。隠れ貧血の状態から更に鉄分が不足した状態を、鉄欠乏性貧血といいます。
毎月月経のある女性は、多くの人が隠れ貧血、または鉄欠乏性貧血と考えられています。
この隠れ貧血の問題は、隠れ貧血の段階では血液中の赤血球の数は減らないため、病院の検査で見つけることはできないという点です。
体内の貯蔵鉄が少なくなった段階で、既に疲れやすさや、イライラ、立ち眩み、眩暈など、いわゆる貧血症状が感じられるようになります。そのため、「病院の検査では問題なかったし、ただの疲れか…更年期障害かな?」と勘違いし、貧血を見逃してしまう場合があります。
鉄分は日本人が不足しがちな栄養素の一つです。貧血の様な症状が感じられた場合は、病院の検査で問題なかったとしても、日々の食事で意識して鉄分を摂取するようにしてみてください!
[不足しがちな鉄分をサプリメントで補給!]
鉄分は吸収されにくいという側面があり、なかなか必要量を満たすのが難しい栄養素です。貧血対策のためにもおすすめなのがサプリメント!鉄分の中でも吸収率の高いヘム鉄を100%使用した、胃もたれを起こしにくい『アスニー ヘム鉄+』はいかがですか?
ライフワークや年齢により貧血を起こしやすい人や状況が存在します。
成長期までの期間は、身体の急激な成長により栄養が非常に大量に使用されます。その過程で、貧血を起こす場合があります。また女児は月経の始まりに伴い、貧血のリスクが高まります。
成長期までは親による栄養管理で家庭で食事をすることが多いですが、成長期が終わり一人暮らしが始まると食事内容は崩れがちです。仕事の忙しさや付き合いで、外食や出来合いのものの購入がどうしても増えます。
食事内容の偏りはもちろん、食品添加物により鉄分の吸収が阻害され貧血のリスクを招きます。間違った知識によるダイエットもリスク大です。
母体の血液が増え、造血機能がフル回転するのが妊娠期です。造血に必要なタンパク質、鉄、ビタミンなどが不足するなど、ライフワークの中でも貧血のリスクが高い時期です。貧血になってしまうと流産や早産、妊娠中毒症の原因になることも…。胎児への影響を避けるためにも、鉄分を多く摂取する様に意識してください。
年齢とともに現れる身体機能の低下により起こります。例えば、造血機能の低下や、胃の粘膜の萎縮による鉄分の吸収率の低下、消化能力低下による食事量の低下などです。また、動物性食品を好まなかったり、調理を十分にできなくなるため食事のバランスが偏ります。
男性は女性の様に月経が無いため、貧血を見逃しがちです。眩暈やダルさ、眠気などの症状は「疲れがたまっているだけ」と勘違いしがちです。
男性の貧血が危険なのは、貧血の裏に別の病気が隠れている場合がある点です。例えば、十二指腸潰瘍や胃がんは胃から、大腸ポリープや大腸ガンなどは腸から出血しています。病気の元であるこれらの病気を治療しない限り、貧血が改善することはありません。
上記で上げた病気は、いずれも痛みや排せつの際に出血があるなど、身体からサインが出ています。サインを見逃さず、早めに病院で検査を受ける様にしてください。
ここまで鉄分が不足した際の危険性や症状などお話ししましたが、では鉄分を過剰摂取した場合はどうなるのでしょうか?
実は、鉄分は非常に吸収されにくいという側面があります。さらに、大量に摂取しても身体が一回の食事で鉄分を吸収できる量には限界があります。そのため、通常の食事による過剰摂取の危険性は低いのです。むしろ食事内容に気を付けていても、食品添加物の影響や、ストレスによる胃腸機能の低下により鉄分の吸収率が下がっており、必要量を摂取することは難しいと考えられています。
ただし、サプリメントなどで毎日大量摂取を行うと中毒症状を招くため、必ず用法容量を正しく守りましょう。
なお、鉄分には動物性の食材に含まれる「ヘム鉄」と、植物性の食材に含まれる「非ヘム鉄」の2種類あります。気を付けたいのは非ヘム鉄です。非ヘム鉄は体に吸収される際、胃もたれや不快感を引き起こしやすく、鉄分サプリメントが苦手な方の原因でもあります。植物性の鉄分を摂取する際は、その量に注意してください。
いかがでしたか?
貧血には種類があり、場合によっては病気が隠れている場合も…。健康診断を受けることで病気の早期発見にもつながるので、忘れずに毎年受けてくださいね。
次回は、鉄分の効率的な摂取の方法についてお伝えします。お楽しみに♪