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2024.04.24

【美肌は1日にしてならず…② 】紫外線のケア方法

【美肌は1日にしてならず…② 】紫外線のケア方法

皆さん、こんにちは!
前回は「紫外線とは?」についてお話ししましたね。今回は、紫外線によるダメージを受けてしまった身体のケア方法についてご紹介します!

日焼けをしてしまったら…?

日焼け

”日焼け”と聞くと、何を思い浮かべますか?
日焼けした直後は肌が若干熱く、次第に黒くなっていく現象を想像しませんか?実は、日焼けとは、肌にとっては”火傷(やけど)”に該当します。つまり、相当なダメージが肌に加わっている状態なのです。
日焼けをしてしまった場合は、下記のケアを行ってお肌の回復を図りましょう。

①日焼けしてしまった肌を冷やす

紫外線を浴びて火照った肌は、炎症を起こしている状態です。そのため、まずは冷たい水で冷やしたおしぼりやタオルなどを使って冷やしましょう
※直接氷を当ててしまうと刺激が強すぎる為、こちらは避けてください。

②保湿

日焼けをしてしまった肌は、水分バランスが大きく崩れています。肌の乾燥ダメージの進行を防ぐためにも、化粧水などでしっかり保湿してあげると肌の回復を促せます。
[ワンポイント!]
スキンケア時の摩擦は、肌を守るバリアを壊すため強い摩擦に気を付けましょう。肌をこするのではなく、肌にスキンケアの成分を浸透させるイメージで、手のひらを肌に押し当てるようにしてみてください。

③水分補給

日焼けをした後はお肌だけでなく、身体も水分が不足してしまっている可能性があります。水分不足は身体のサイクルを阻害し、お肌の回復を妨げてしまいます。お肌だけでなく、しっかり水分補給をすることも忘れずに!

普段から気を付けたい!日焼け防止の効果を高める方法

スキンケアする女性

日焼けで最も大切なのは”予防”です。日焼け防止効果を高める方法も、合わせてご紹介します!


<保湿>

保湿をしていないと皮脂崩れに繋がり、肌荒れを起こしてしまいます。
春も空気は乾燥しているので、バリア機能を守る為にも保湿をしっかりと行いましょう。
また、保湿してから日焼け止めをするとよりベスト!朝の時短には乳液と日焼け止めが一緒になった「日中用乳液」がおすすめです♪
なお、日中に浴びてしまった紫外線ケアには、美容有効成分がまっすぐ届いて効率的にケアできる「美白マスク」や「美白美容液」がおすすめです。


<UVカットグッズ>

日焼け止めだけに頼ってしまうと、お肌への負担が大きくなってしまいます。また、汗などで落ちてしまうため、日焼け止めを過信するのは禁物!
紫外線対策には、日傘、帽子、パーカーやカーディガン、ストール、サングラス、手袋など、紫外線対策効果のあるグッズを合わせて使用すると、お肌への負担を抑えつつ、より安心です。


<生活習慣>

生活習慣が乱れていると、肌荒れを起こしてしまいます。
肌荒れを起こすと紫外線のダメージを多く受けてしまうため、バランスの良い食事、質の良い睡眠、ストレス発散などを心がけることも大切です。

身体の中からサポート!紫外線ケアにおすすめの栄養

夏野菜

紫外線のダメージを受けると肌が酸化する為、肌荒れを起こしてしまうことがあります。そのため、抗酸化作用のある栄養素を摂り、肌荒れを防ぎましょう!

おすすめ栄養素① ビタミンエース(ACE)

ビタミンエースを聞いたことはありますか?これは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの3つを指しています。ビタミンエースは一緒に摂取することで相互作用し効果が高まる為、合わせて食べるのがオススメです。

ビタミンA

皮膚や粘膜を健康に保ち、ターンオーバーを促します。メラニンの排出も助けてくれて、免疫力を高め肌荒れの予防になります。
[食材例]レバー、ウナギ、鶏肉、ニンジンなどの緑黄色野菜 etc

ビタミンC

コラーゲンの生成を促し肌の回復を助けてくれます。日焼けした後の肌にもおすすめです。
[食材例]パプリカ、芽キャベツ、レモン、いちご etc

ビタミンE

血行を良くし冷えの改善になります。脂質の酸化を抑制し細胞のを老化を防ぎます。
[食材例]かぼちゃ、アボカド、アーモンド、抹茶 etc

おすすめ栄養素② フィトケミカル(カロテノイド、ポリフェノール)

大豆

フィトケミカルとは、野菜や果物の中に含まれている色素、香り、苦味、アクなどの植物性化学物質です。体の中に溜めておけないためこまめに摂取することがポイントです。

ファイトケミカルの中でも、黄色や赤といった色素成分である「カロテノイド」や、苦みや渋みなどの成分である「ポリフェノール」には、抗酸化作用がある事が分かっています。
抗酸化作用は、免疫のサポートや、活性酸素による身体へのダメージ抑制、動脈硬化の予防など様々な働きがあるため、是非積極的に摂取したい成分の一つです。

カロテノイド

<カロテノイド 1:リコピン>トマト、スイカなどに含まれる、天然の赤い色素
<カロテノイド 2:アスタキサンチン>鮭、エビなどに含まれる、天然の赤い色素
<カロテノイド 3:β-カロテン>人参、カボチャなどに含まれており、ビタミンAに変換される
<カロテノイド 4:ルテイン>ほうれん草、ブロッコリーなどに含まれる、天然の黄色色素

ポリフェノール

<ポリフェノール 1:イソフラボン>大豆(大豆製品)のえぐみ成分
<ポリフェノール 2:カテキン>緑茶、紅茶などの、お茶の苦み成分
<ポリフェノール 3:アントシアニン>ブルーベリー、カシスなどの、青紫の天然色素
<ポリフェノール 4:ショウガオール>生姜を加熱すると生成される成分

以上が、紫外線ケアにおすすめの栄養素です。

いかがでしたか?
春は花粉や黄砂、PM2.5などの外的刺激が多い季節です。また、生活環境も変わる為ストレスから肌トラブルになることがあります。ケア方法や栄養をしっかり取って良い新生活にしましょう!
次回もお楽しみに♪